週刊おとーさん。

これからおとーさんネタだけがんがん増えそうなので、日々ログは「週刊おとーさん」に簡潔にまとめていくことにしよ。

お薬手帳:
  • ドネペジル(アリセプトのジェネリック)3mg
    • アルツハイマー型・レビー小体型認知症の進行抑制
      1日1回3mg→1〜2週間後5mgに増量
      高度の患者には5mgで4週間以上経→10mgに増量
  • バルサルタン 80mg Me x1錠
    • 高血圧症
      40〜80mgを1日1回経口投与する
  • ワソラン 40mg x3錠
    • 頻脈性不整脈・狭心症・心筋梗塞・その他虚血性心疾患
      ベラパミル塩酸塩として1回1〜2錠を1日3回経口投与する
  • ジャヌビア 50mg x1錠
    • 2型糖尿病
      シタグリプチンとして50mgを1日1回経口投与する
  • ラシックス 20mg x3錠
    • 高血圧症・悪性高血圧・心性浮腫
      フロセミドとして1日1回40〜80mgを連日又は隔日経口投与する
  • プルセニド 12mg x3錠
    • 便秘症
      通常成人1日1回12〜24mgを就寝前に経口投与する
      薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避けること
    • 3錠も出てるけど多すぎるんじゃないの? 飲み続けるのも良くないみたい。下痢気味になってしまっているようなので、調子を見ながら減らしてもいいのかな。。。

2023年5月14日。

理解力も喋ることも昨日よりまた一段小さく落ちているような気がする。波があり、晴明な時もあるようだけれど。。。
波が下げている時は、ゆっくり優しく話しかけた方がよさそうだ。一生懸命聞いてくれようとして疲れてしまうみたい。母との会話も聞こえているから、ゆっくり穏やかにしよ。

ここ1週間、進行が早まっている気がする。認知症にはストレスが良くないらしい。重なる通院・初めてのMRI・認知症宣告など、おとーさんのストレスになることたくさんあったもんなあ。。。

おとーさんが久々に庭に出たのはとても嬉しい。しかし、転倒した時の「あっ」という叫び声が今にもまた聞こえてきそうで落ち着かず、こっそり2階からストーキングしているヤバい自分。
母の疲労も心配だ。

2023年5月18日。

早々に、寝室を2階から1階に引っ越さねば。
上がったり降りたりが危険になってきた。
2階はトイレまでの間に敷居が二つ、1階なら一つ。夜の敷居では何度も転びかけている。

波がある。
浮上すると決まって飲みたがる。多めに飲むと気持ちが悪くなる。
その繰り返し。
迷惑かけてごめんねとことあるごとに謝る。
せつない。

2023年5月19日。

おとーさんの兄弟のお嫁さん(もと看護師)がいきなり訪ねてきた。介護保険とか施設の資料を携えて。

おとーさん本人の目の前で、介護や施設の話を捲し立てたらしい。「足もう動かないでしょ? リハビリならどこそこ病院でアタシの知り合いがね」みたいな。後からその話を聞いて殺意沸いたわ。

おとーさんは悲しくて息が苦しくなってしまった。食べるの大好きなおとーさんが、傷心でお昼ご飯に手をつけず。。。

もう2度と、あなたにおとーさんの前で親切の押し売り自己満足マスターベーションをやらせない。絶対にだ。

2023年5月20日

おとーさんの妹が亡くなった。
おとーさんはもう体力的にお葬式に参列できない。

ちょっと悪酔いしたおとーさん。
いろんな気持ちがぐるぐるしているのだろうな。。。

せめて明日も美味しいご飯を作る。

2023年5月21日

夕飯をいただきながら晩酌もしつつ大相撲を観るのが楽しみな私たち。しかし今日はおとーさんの調子が悪く、焼酎だけ飲んで食べ物にはほとんど手をつけず。目を閉じて椅子に沈み込んで相撲も観ない。気持ちが悪いのか「うっぷ」っぽい声も出している。でも調子悪いの?とか聞くと不機嫌な顔をして答えないのよね。。。

母曰く「波がある」とのこと。1日のうちでも、調子のいい時と悪い時の差が顕著らしい。私がいるときは弱いところを見せまいとするので、気が付かないことも多いのだ。母はこのいつもの「波」だろうと言うが、母ほど見慣れていない私は心配になってしまう。

その後調子が出たのか、7時半頃には晩酌を始めて焼酎でトマトをつついていた。

今日からドネペジルが3mgから5mgになったから、その副作用の可能性もあるかも? もう1日観察してみる。

おとーさんがいつものように「まく(私)おやすみ」と声をかけて就寝。声はいつもより弱々しかった。体調はどうなのか本当のところが知りたくて、おとーさんのひとくち日記をこっそり覗いてみたら、金曜日のページに:
まくと日本酒。
オイシカッタ!
ウレシカッタ!
もう十分生きた。
人生もういいか、と思うことあり。

と書かれていた。

体調のよい時は、ほんの少しでもいいから一緒に美味しい日本酒を飲もう。