波はあるが、押し並べて食べる量が減ってきた。時々食欲が出ると、次の食事は少ししか食べられない。
食事をこぼしたり、グラスや皿に手先をぶつけたり、箸を取り落としたりが頻繁に起こる。
先一昨日の夜、トイレの帰りに転倒。骨折こそなくて本当にほっとした!が、右腕の肘から手首までの皮膚がズル剥け、左肘は打ち身で真っ青に腫れ上がった。外科へ行ってほしいとお願いしたが嫌がり、皮膚のズル剥けは湿潤療法ケアリーブを3枚貼ってカバー。出血が止まらず一度は張り替えたが、何もなければこのままで大丈夫そう…
昨夜は母の大声で階下へ降りると、焼酎のお湯割のためにお湯を沸かそうとしてやかんをひっくり返してしまったらしく、大火傷を負うところだったらしい。
相変わらず酒量が多い。呂律が回らないまで飲むことも多く、すぐに機嫌が悪くなる。
今日は布団の上で突っ伏したまま寝床に入ろうとせず、母に大声で何やら文句をつけ、母が「風邪をひくからお願いだから布団に入って」と半泣きで繰り返すのが聞こえて寝室へ行った。私を見つけると少しおどけたことを言い、布団まで這っていく途中で滑ったりしたが、どうにか寝てくれた。
今日の酔い方だと、トイレの行き帰りに転ぶかもしれない。できる限り起きていようと思うが、眠い。それに雨の音が強くて物音がよく聞こえない…
母の睡眠不足と睡眠薬の摂取が増えていくのがとても心配。
昼間、居眠りをする時間が長くなった。今まではテレビの前の椅子に座ったまま寝ていたが、最近ソファーや布団で寝ることも増えた。
逆に夜眠れなかったり、朝方早めに目が覚めてしまったりするようで、辛いようだ。
いっそお酒を飲まずに睡眠薬を飲んだ方が本人のためにも母のためにも良いのではないかと思う。提案してみたが却下された。まあそうだよな…
今は何月かと聞くとしばらく考えて、正しい月を言えることもあればいつものように6月だということもある。
一種類ずつ瓶に分け、毎朝その日の分を朝晩それぞれお皿に取り分けて、とうまく薬の管理ができているはずだったが、確認してみると飲み間違いがあった。幸い認知症や心臓には関係のない薬で大ごとにはならなくて良かったけれど。
6月から今まで、猛暑で母と私は早朝の散歩をあまりしなかった。おとーさんもこの間全く歩かなかったために、足元が本当におぼつかない。歩いて筋肉をつけてほしいけれど、なかなかそれも難しい…
2024年10月8日
深夜12時少し前、大きな物音とおかーさんの声で目が覚めて、階下に駆け降りた。また、おとーさんが居間の床に倒れている。仰向けになったまま起き上がれない。椅子に腰掛けようとして滑ったようだ。
相当飲んだようで、今までで一番呂律が回っていない。テーブルの上には水が盛大に溢れている。
立ち上がれない+立とうとしない。立てないのを誤魔化して、うまく喋れていないのに支離滅裂におどけて見せる。「これからどうなるの」と母は感極まって泣いてしまった。本当にひどい酔い方…
「俺がガンなんだ」と言いながら、仰向けのまま頭を床にガンガン打ちつけたのは流石に怖かった。
立ち上がれないので寝室まで這って行く途中、何度も滑って倒れ込む。私は酔った父に嫌悪感があり、なかなか優しく介助できず遠巻きにしがち。母がどうにか布団に入れてくれた。
この状態では一人でトイレに行くのは難しいだろうな。
前回も雨の夜だったように思う。結構大降りで、2階からは階下の音がよく聞こず耳を澄まして朝を待った記憶がある。今夜はポツポツなので何かあれば聞こえそう。
キャスター付きの椅子は危ない。何度か別の椅子に変えようとしてみたのだけれど、床の上をつーと滑って動くのが日常の動作になってしまっているため、ふとした時にキャスターがないことに思い及ばず何度もひっくり返りそうになった。ので、元の椅子のまま。
今夜はそれがネックになってしまった。
1時過ぎ。
おとーさん一人で起き上がってトイレに行けた。話も通じて、無事布団に帰着。
そうなんだよな、毎回回復は早い。でも全く覚えてないんだよな自分の悪行を!
布団の上でまた「俺がガンだ」と言った。そう思わせてしまってはダメだよな。
それと、転倒した音を聞いて駆けつけた時、「握手しなかったから」と言ってた。おとーさんは寝る前に私と握手するのが楽しみらしい。昨夜は早くから酔っ払っていたのでそれを見たくなくて、握手をせずに自部屋に上がってしまった。アレもダメだったな。
みんなで楽しいことをしたいのだけれど、もう旅行も外食もできないし、ちょっとのお買い物やドライブも出たがらない。今私ができるのは、庭での家庭菜園をと料理だけ。
何かないかなあ。
2024年10月19日
ここのところ、おとーさんとっても調子がよい!
よく食べよく飲み、朝は散歩に出かけるしよく眠れるし。
この調子が続きますように。
2024年11月15日
よく食べよく飲みご機嫌な日が続いてホッとしていたけれど。
先ほどまた転んでしまった。今度はトイレに行く際に、前回と同じ場所で。
今回は額も打ったようなので、今後しばらく脳内出血に注意が必要だ。
額のたんこぶだけだね良かったね〜と言っていたら、やはり左腕の肘あたりの皮膚がズルむけていた。。。前回の転倒時に買った、傷が治る大きい絆創膏がまだ残っていて助かった!
同じ場所で転ぶので対策が必要だ。おとーさんは足が滑ったと言っている。和室の畳で滑ったのか?廊下の板の間か?原因はなんだろう?
酔っているのでおとーさんから答えは得られないけれど、何かせねば。
元気づけに、家族の写真の久しぶりにiMacで上映会でもやろうか。
2024年12月5日
初めて怒鳴られた。
多分、おかーさんは毎日こんな感じなんだろうな、かわいそうに…
いつもより早く寝酒を始め、急ピッチで飲み増そうとしていたので「飲みすぎないようにね」と声をかけたら、「誰が飲み過ぎだ!」と同じことを数回怒鳴った。
その後ふて寝をして、すぐに起きてきて「ごめんね」と謝って飲み始めた。多分明日の朝は覚えていないだろう。なんとなく覚えていればネガティブなことを言うだろう。「死んだ方が迷惑にならない」的な。
普通に考えてアル中の症状だと思う。飲んで殴って冷めると泣いて謝るDV酒乱男よりはマシだがそのパターン。
アルツハイマーは次第に攻撃的になると言うから、認知症が進行したかもしれない。
食欲旺盛。散歩はしなくなった。
2024年12月7日